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映像制作の現場で、長いポールの先にマイクをつけて掲げているスタッフを見たことはありませんか?
「重そうだな」「何をしているんだろう?」そう思う方も多いかもしれません。彼らはENG(Electronic News Gathering)音声と呼ばれる、音のスペシャリストです。
中継車の中で座って操作する音声スタッフとは違い、カメラマンと二人三脚で現場を駆け回り、その場の「空気」を音として切り取るのが仕事です。
今回は、ロケ現場を支えるENG音声の奥深い世界と、未経験から目指せるプロへの道をご紹介します。
ENGとはニュース取材やドキュメンタリー、バラエティ番組などのロケ撮影を指します。スタジオや大きな中継車がない場所でも、
カメラ1台と音声機材一式でどこへでも行きます。ENG音声の主な役割は、単に音を録ることだけではありません。
インタビューの声をクリアに届ける: 騒がしい街中や風の強い屋外でも、ピンマイクやガンマイクを駆使して、対象者の「言葉」を確実に拾います。
「環境音」でリアリティを作る: 料理が焼ける音、川のせせらぎ、群衆のざわめき。映像だけでは伝わらない「現場の質感」を音で再現します。
機材の司令塔: 録音機(ミキサー)を肩にかけ、カメラに送る音のレベルを常に監視。映像と音が完璧に同期するよう管理します。
いわば映像という体に「魂(音)」を吹き込む作業。音が悪いと、どんなに美しい映像でも視聴者は冷めてしまいます。
ENG音声は作品のクオリティを根底から支える存在なのです。
ENGロケの基本はカメラマンと音声の2人1組。 この「バディ感」こそが、この仕事最大の魅力です。
カメラマンが何を見ているか。次にどちらへ動こうとしているか。音声スタッフは、ケーブルを捌きながら、カメラマンの動きを察知して先回りします。
「今のコメント、最高にいい音で録れたね」 「あの位置からの集音、ナイス判断だった!」
ロケが終わった後のそんな会話には、チームで一つの作品を作り上げた、格別の達成感があります。カメラマンが映像に集中できるよう、周囲の安全に気を配ったり、
インタビューがスムーズに進むよう雰囲気を盛り上げたり。技術だけでなく、「気遣い」と「コミュニケーション」が光る仕事でもあります。
「ずっとデスクワークは無理」「色々な場所に行ってみたい」 そんなエネルギー溢れる若手にとって、ENG音声は最高の天職です。
毎日が修学旅行のようなワクワク感: 新潟県内の美味しいお店から、普段は入れない企業の裏側、時には大自然の中まで。
毎日違う現場に行けるのは、この仕事ならではの特権です。
最新ガジェットを使いこなす: マイク、ミキサー、ワイヤレスシステム。音響機器は日々進化しています。
ガジェット好きなら、高機能な機材を自分の手で操る楽しさに、きっと夢中になるはずです。
「耳」が研ぎ澄まされる感覚: 普段聞き流している生活音の中から、「いい音」を見つける力が身につきます。
自分の耳がプロ仕様にアップデートされていく感覚は、他では味わえません。
ビジョン・ウェーブでは、未経験の方でも全力でバックアップしています。
まずは先輩スタッフに同行し、マイクの持ち方(ブーミング)やケーブルの巻き方からスタート。当社の先輩たちは技術を隠さず丁寧に教えるオープンな気風があります。
「このマイクはなぜこの角度で向けるのか?」といった疑問にも、現場でリアルタイムに応えていきます。
新潟という拠点を活かし、ローカル番組から全国放送まで、幅広い現場を経験できるのが私たちの強み。数年後には、あなたがミキサーを肩にかけ、
カメラマンに「音、バッチリです!」とサインを送る姿が、そこにあるかもしれません。
映像制作の世界はカメラマンだけが主役ではありません。 「音」という目に見えない要素で視聴者の心を震わせる。
そんな渋くてかっこいいプロフェッショナルを目指してみませんか?
音楽やライブが好き。
チームで動く仕事がしたい。
自分の知らない世界を見てみたい。
きっかけは何でも構いません。あなたの好奇心が最高の音を録るための第一歩です。