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スタジアムが総立ちになる劇的なゴール、歴史を塗り替える100m走のゴール、あるいは奇跡的な逆転ホームラン。
スポーツ中継において、視聴者の興奮が最高潮に達する瞬間、必ず流れる映像があります。そう、「リプレイ」です。
実況が「今のプレーをもう一度見てみましょう!」と叫ぶとき、放送席やお茶の間の期待に応え、完璧なスロー映像を送り出す。それがEVSオペレーターの仕事です。
今回は、スポーツ中継の「心臓部」とも称されるこの職種の真髄について深掘りします。
そもそもEVSとは世界中の放送現場で使われている高性能ビデオサーバーのこと。オペレーターは何台ものカメラが捉えた映像をリアルタイムで記録し、
瞬時に必要なシーンを切り出してスロー再生やハイライトを作成します。
中継車の中、壁一面に並んだモニターを凝視しながら専用のコントローラーを操るその姿は、まるでオーケストラの指揮者のようでもあり、あるいは凄腕のゲーマーのようでもあります。
しかし、その実態は非常にクールで知的な「判断のスペシャリスト」です。
スポーツ中継は「筋書きのないドラマ」です。いつ、どこで、何が起きるか誰にも分かりません。だからこそEVSオペレーターには「0.5秒の判断力」が求められます。
例えばサッカー。ゴールが決まった直後、視聴者が一番に見たいのは「シュートの瞬間のボールの軌道」でしょうか? それとも「歓喜する選手の表情」でしょうか?
はたまた「絶望するキーパーの指先」でしょうか?
ディレクターの「リプレイ、いけるか?」という指示が飛んでくる前に、オペレーターはすでに複数のアングルから「最高の瞬間」をピックアップしていなければなりません。
「今のは3カメの表情がいい」「5カメの引きの画で全体の流れを見せるべきだ」この判断が0.5秒遅れるだけで、中継のテンポは崩れ、視聴者の熱狂は冷めてしまいます。
逆に完璧なタイミングで完璧な画を差し込むことができれば、そのプレーはただの「記録」から、人々の記憶に刻まれる「伝説」へと昇華するのです。
EVSオペレーターが「中継の心臓部」と言われる理由は、オンエアされている映像の多くが彼らの手を通っているからです。
ライブ映像以外のリプレイ、ハーフタイムのハイライト、試合終了後のエンディングVTR。これらすべてが、EVSオペレーターの編集センスに委ねられています。
特に試合終了直後に流れるハイライト映像は、その日のドラマを数分間に凝縮する「短編映画」のようなもの。音楽の盛り上がりとシンクロさせ実況の言葉を際立たせる映像を並べる。
このクリエイティブな作業が番組全体のクオリティを決定づけます。
「そんなに高度なこと、自分にできるだろうか」と不安に思う必要はありません。
ビジョン・ウェーブでは、EVS機材を自社で保有しており、若手が実際に機材に触れて学べる環境を徹底して整えています。私たちが求めているのは、現時点での技術力よりも、以下の3つの素養です。
集中力: モニターの海から「真実」を見つけ出す力
リズム感: 映像の緩急を操るセンス
スポーツへの愛: 「このプレーのここが凄い!」というファン目線の共感力
これらさえあれば技術は後から必ずついてきます。新潟という拠点から全国・世界へ向けて「最高の一瞬」を発信する。
その緊張感と達成感は他の職種では決して味わえない、この仕事だけの特権です。
EVSオペレーターは、表舞台に出ることはありません。しかし、あなたが流したそのリプレイが、SNSで拡散され、ニュースで何度も使われ、何年も語り継がれることもあります。
「あのスロー、実は俺が流したんだよね」
そんな誇りを胸に、プロフェッショナルとして生きていく。そんな未来をビジョン・ウェーブで一緒に描いてみませんか?
私たちは次世代の「心臓部」を担う、やる気溢れる若手の挑戦を待っています。
【まずは一歩、踏み出してみませんか?】
現在ビジョン・ウェーブでは次世代のEVSオペレーター候補を募集しています。
「まずはどんな機材か見てみたい」「現場の雰囲気をもっと知りたい」という方も大歓迎です。
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